雨上がりの大気中には無数の小さな水滴が浮かんでいます。この水滴に太陽光線があたると、水滴の中ではプリズムと同じように屈折・分光が起き、水滴から出てきた光は七色にわかれています。これが私たちの目には「虹」として見えるわけです。
※水とガラスでは屈折率がことなります。
水滴の場合、赤い光は屈折率1.33で42度、ガラス(屈折率1.5)の場合は約23度になります。
もし雨上がりの空の水滴とおなじように光を屈折・分光させる透明なビーズがあれば、人工の虹が作れるのではないか、というのが「虹スクリーン」のアイデアです。
